●コンテスト審査結果の発表(2017.1.3)
この度、「人と人の豊かなコミュニケーションをつくりだす」をテーマに「減災コミュニケーションバンダナ」として提案を募集した当コンテストの審査結果を発表します。
約50点の提案の中から、グランプリ1点、準グランプリ2点、優秀賞4点、特別賞1点を決定しました。
減災コミュニケーション・バンダナデザイン・コンテスト2016審査結果
※◆ 入賞内容 入賞点数
- 「タイトル」 作者名(敬称略) の順に記載
◆ 最優秀グランプリ 1点
- 「ピクトグラフバンダナ」 吉田 正己
◆ 準グランプリ 2点
- 「マタニティーマーク案」 岸浪 典子
- 「学ぶバンダナ」 湯井 恵美子
◆ 優秀賞 4点
- ①「あおいとり」・「安心シロクマ」 三尋木 正夫(※同作者の1シリーズとしてカウント)
- ②「乗せますバンダナ」 吉川 萌
- ③「地震が起きたら何するの?」 福岡 照美
- ④「避難所用お手伝いニーズ別バンダナ」 チームEmiMami
◆ 特別賞 DMfG賞 1点
- 「Help Clover」 大友 佑理
◆ 一般投票賞(審査委員による評価ではなく、成果展示をご覧いただいた一般の方による投票結果)
- 「マタニティマーク案」 岸浪 典子
参考:一般投票におけるベスト5作品
- 「マタニティマーク案」 岸浪 典子(獲得票数:25票)
- 「あおいとり」 三尋木 正夫(獲得票数:24票)
- 「地震がおきたら何するの?」 福岡 照美(獲得票数:22票)
- 「巾着案」 岸浪 典子(獲得票数:22票)
- 「タイトルなし」 OIUworld(獲得票数:20票)
●審査方法について
7名の審査委員から提出された評価シートの集計数値に基づき審査を行いました。5つの審査評価軸における得点を統合する「総合評価」において、最も高い数値が現れた上位3作品を「グランプリ」1点、「準グランプリ」2点として選定しました。また、各審査評価軸において、グランプリ、準グランプリ作品を除いた上位1点を「優秀賞」として選定しました。(評価軸⑤については除く。)
その際、複数の評価軸において高い評価が出たものは、そのうちの最も高い評価の部門での入賞とし、その他の部門での候補からは除きました。
5つの審査評価軸
- ① 日常的に使いたい度合い
- ② 日常および非常時におけるコミュニケーションのサポート力度合い
- ③ 製品化による普及・浸透の可能性
- ④ テーマ・コンセプトの重要性
- ⑤ その他(各審査委員の評価・見解等)
補足:
優秀賞における①②③④はそれぞれ評価軸①②③④における高い評価によって入賞となりました。
また、共通するコンセプトで複数点の作品提案をしていただいたものにつき、シリーズ1点として統合させていただきました。
また、2016年3月21日に実施した「デザインミーティングfor減災(通称:DMfG)」での「減災コミュニケーション・バンダナ」について考えるワークショップにて、参加者による高評価を得た作品のうち、審査での受賞作品を除く1点を本ミーティングならではの検討成果と捉え、「特別賞」として選定しました。
●審査委員について
下記の7名が審査委員として、個別に各提案に対して評価しました。
- 齊木 崇人 神戸芸術工科大学学長、芸術工学会会長
- 相良 二朗 神戸芸術工科大学、芸術工学会特設委員会Ⅱ代表
- 栂 紀久代 プチハウスなな/LLPユニバーサルデザイン企画 代表
- 宮本 匠 兵庫県立大学 防災教育研究センター 専任講師
- 山口 泰信 株式会社BCP JAPAN代表取締役
- 松原 裕 COMIN'KOBE実行委員会 理事長
- 平林 英二 人と防災未来センター企画ディレクター、減災デザイン・プロジェクト
●一般投票賞について
成果展示(2016年 2/16(火)〜 3/27(日)に開催)の期間中、一般投票を行いました。参加者は各自「最大3票の投票権を持つ」として投票を行い、計162名の方が参加されました。相当票数は434票でした。最も多くの票を獲得した提案1点を、審査委員による評価とは別途の「一般投票賞」としました。投票にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
●各賞の授与等についてと謝辞
入賞された皆さまに、心からご祝辞を申し上げます。おめでとうございます。
最優秀グランプリ、準グランプリは賞金を授与いたします。また、入賞者全員に表彰状を送付いたします。
また最優秀グランプリ作品は、現物の制作を予定しています。
該当者には個別にご連絡差し上げます。
また、当コンテストにご応募いただいた全ての皆さまへ、改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
以上が今回の審査結果となります。各作品の概要について「入賞作品詳細」ページにてぜひご覧ください。
各評価軸において高評価を得た作品についても紹介しています。